財務経理職のおすすめ転職エージェント

転職エージェント経理財務の転職

私は現在経理財務職として働いていますが、転職は2回しております。

今回は実際に私が使ったエージェントの中で経理財務の転職におすすめのエージェントをまとめました。

なぜ転職エージェントを使うのか

経理職は、経理業務はどの会社でも一定以上は必要ですし、その業務内容も会社が変わっても通用するものが多いです。転職はしやすい職種といえます。

又、会社によって求められる役割が異なっており、経営企画的な要素も求められる会社もあれば、専門職として職人的に決算業務をこなしていればよい会社もあります。
そうしたことは、個人で調べるのも限界がありますし、企業内部とつながりをもっており、内部の情報をもつ転職エージェントを活用するのが効率的です。

又、ネットや企業のHPで公開されている案件の方が少なく、いわゆる特定のエージェントにのみ募集をかける非公開案件というものがあり、個人の活動では限界があります

 

私は2回の転職両方で転職エージェントを活用しています。
転職エージェントは、転職者が就職を決めた際に企業からもらう報酬(例えば年収の3割等が手数料として企業から支払われます)で成り立っており、転職者としては出費は全くなく、使った方が効率的に活動できます。

今回は私が実際につかってみてよかったエージェントを紹介したいと思います。

MS-JAPAN

MS-JAPANは2016年に上場した経理財務や法務等の管理部門に特化した転職エージェントです。

私も利用しましたが、経理財務の求人に限って言うとベンチャー企業企業から大手企業の経理まで幅広く大手エージェントにも負けない求人数がありました。

経理財務に絞って転職活動するのであればおすすめのエージェントです。

向いている方:経理財務に絞って転職活動をする方

ジャスネットキャリア

経理財務に特化したエージェントです。

大手エージェントのエージェントには当たりはずれがあり、中には経理財務のことをあまり理解しておらず、本人の希望と異なる求人を紹介されることもあります。

ジャスネットキャリアは、経理財務に特化しており、企業の経理部ともつながりがあることからよく経理財務のキャリアを理解したうえで求人を紹介してくれますし、経理部内部の雰囲気や職場環境等の情報ももらえます。

又、登録すると送付されてくるアカウンツマガジンでは企業の経理部の紹介や経理マンのインタビュー等があり、雰囲気をつかむのに役に立ちます。

但し、やはり大手企業の非公開の求人数は大手エージェントと比べると少ないですので、大手のエージェントと併用するというのがよいかと思います。

向いている方:経理財務をよく理解したエージェントを使いたい方

DODA

パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する規模でいうと求人数は100,000件以上と国内No.2の転職エージェントです。
業界最大手のリクルートは確か3か月~半年程度の利用制限があったかと思います。
彼らもビジネスでやっているのですからいつまでもお金にならない求職者のサポートをしているわけにはいかないというわけです。
DODAにはこういった利用期間の制限がなく、じっくり求人を探したい方に向いています。(但し、キャリアアドバイザーのカウンセリング転職サポート期間に3ヶ月という制約はあります。)

登録すると専任のキャリアアドバイザーとの面談があり、職歴や希望年収、スキルの確認を受け、20件程その場で求人を紹介してもらえました。

求人数の80%~90%が非公開求人であり、DODAのみが扱っている求人もあります。
転職活動をするのであれば登録しておきたいエージェントです。

向いている人:大手企業に入りたい方

JACリクルートメント

JACリクルートメントは外資系企業に強い業界3位のエージェントです。

●給与水準が高めの求人、外資系に強い

他の会社では見たことがないような外資系企業の求人を多く紹介してくれましたし、給与水準が高い会社が多かったです。

やはり日系企業の場合は若手の給与水準が決まっていることが多く、大幅な給与アップは難しいと感じました。

外資系は成果に厳しい面もありますが、キャリアによって日系企業より高い給与が望めます
但し、英語ができないと選択肢は大分狭まってしまいますので、英語が最低限書けることが必要です。

●エージェントの質が高めである

エージェントは会社ごとに分かれており、求人ごとに別々のエージェントとやり取りすることになりますが、その分企業個別の状況を理解しており、エージェントの質は高い印象を受けました。
JACでは専門性を要求されるキャリア採用に対応するため、専門分野別に業界・職種別のエージェントが育成されているとのことです。
確かに面談時には経理財務の仕事内容をよく理解されている方がコンサルタントとして出てきました。又、経理財務の特化型エージェントではありませんが、20年以上の歴史がある会社であり、経理財務には強いという特徴があるようです。

●スペシャリスト、管理職に強い

JACは転職者の65%超が35歳以上という特徴があり、他のエージェントよりも年齢層や年収レンジが高めとなっています。給与をアップしたいのであれば登録して損はないエージェントかと思います。

向いている方:外資系企業への転職を目指す方、ハイクラスの転職を目指す方

パソナキャリア

パソナキャリアは、大手紹介会社に比べると規模は小さいですが、親会社が人材派遣のパソナであることもあり、人事とのパイプを持っています。

最大手にはないような求人もありますし、リクルートではあまり求人の紹介を受けられないようなキャリアの方にも案件を紹介してくれるという面もあります。

キャリアアドバイザーは、丁寧で親身な対応をしてくれました。
最大手を目指すのであれば、必ずしもおすすめできないエージェントですが、大手エージェントと併用して使ったり、大手企業にはこだわらない方にはおすすめできます。

向いている方:大手企業にこだわらず、準大手や中堅も視野に入れたい方

まとめ

私が使ったことのあるエージェントをいくつか紹介しましたが、担当するエージェントによってあたりはずれはありますし、色々登録しておくことで選択肢を広げることができます。

私も常時2つか3つ登録しておりました。

エージェントがはずれだなと思ったら登録するのは求職者にはコストがかかりませんので、別のエージェントに登録してみるのも一つの手段です。
今は経験豊富な経理が人手不足で市況もかなりよいので、年収アップの転職がしやすい環境かと思います。

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