リクルートエージェントを利用するのは2回目ですが、再度登録してみました。
リクルートエージェントを使用してみた感想を
①エージェントへの登録
②アドバイザーと面談・求人紹介
③書類選考・面接
④内定
の流れに従ってまとめました。
リクルートエージェントに登録する
エージェントへの登録は現在の勤務先や年収、希望業界等を登録するだけなので、10分もかからずにすみます。
登録してみて流石大手だなと思ったのは、現職や年収、志望業界、職種、資格等を入力するのは一般的かと思うのですが、そのあとに20社程ランダムに求人を自動的に見せられ、その求人に興味がある、検討してもよい、興味がないか選んでいくというプロセスがあったことです。
おそらく年収や現職、資格、学歴等からAIが好ましいと思われる求人を見せてくれるのではないかと思いますが、このプロセスを経ることでエージェント側はどんな求人を希望しているのか事前に把握できますし、求職者側は実際にカウンセリングに行って全く興味がない求人を紹介される可能性や面談にいってみると希望の求人が紹介できないといったミスマッチを防ぐことができてお互いにメリットがあると思います。
小規模なエージェントでは対応が難しいかと思うので、大手ならではの取り組みではないかと思います。
後でも述べますが、企業との面接日程の調整も日程調整担当の方が行っていたり、AIが自動で求人紹介をする仕組みもあったりとIT技術を駆使した業務効率化が進んでおり、リクルートのキャリアアドバイザーは転職支援という本業に注力できる環境になっていると感じます。
又、登録後電話ですぐに連絡をしてくるエージェントもあるのですが、リクルートはそういったことがなく、メールで日程調整依頼がきただけなので、好感が持てました。
紹介される求人は大手企業から数人の企業まで幅広くありますが、リクルートは大手企業の非公開求人に強いと感じます。
アドバイザーと面談・求人紹介
その後、実際にリクルートに面談にいきました。東京駅出てすぐのグラントウキョウサウスタワーにあり、アクセスが良好です。受付で転職の面談に来た旨伝え、エレベーターであがります。(エレベーターがガラス張りとなっており、おしゃれでした。)
面談は、通常のエージェントに比べて広い部屋で行われました。自分のこれまでのキャリアとなぜ転職をしたいか、どのような業界、どの程度の年収を希望しているか伝えた後、実際に求人の紹介に入りました。
面談室には、PCとプリンタが備え付けられており、その場で条件を設定して条件に合う求人を一緒に探していくというスタイルで進んでいきました。
気になる求人があれば、その場でプリントアウトしてもらいました。
他のエージェントだと紙でプリントアウトした求人をもってきてどうでしょうかというスタイルでしたので、リクルートのスタイルは、一緒に探していくというプロセスが入っており、好印象でした。
このPCでは非公開案件はみれないので、非公開案件は後で送付しますといわれました。
アドバイザーの方も年配の方でかなり経験豊富な印象でした。
帰宅後、何件は非公開案件が紹介されていました。又、都度希望する条件に応じて求人を自動で紹介するシステムがあります。キャリアアドバイザーが直接求職者にヒアリングしてマッチする企業を紹介するというやり方は効果的かと思うのですが、条件がある程度決まれば、機械的に紹介するシステムも組み合わせれば、キャリアアドバイザーも本業に集中でき、求職者側も色々な求人を検討することができます。
大手だから導入できるシステムであり、リクルートを使うメリットの一つと感じます。
又、求人について質問をするとすぐに返信してくれ、スピード感もあります。
書類選考・面接
実際に書類選考のプロセスに入ります。
リクルート様式の職務経歴書があるのですが、淡々としていてアピールしたいポイントがアピールしにくいので、私は他のエージェントのフォーマットを使用しています。
あと、どのエージェントが紹介するかというのは、書類選考の段階では効いてくる気がします。
実際、中小のエージェントで書類を出して1年前に落ちてしまった会社が1年後リクルートで再度出すと通っていました。
特に大手企業に書類選考を出す際にありがちなのですが、大手企業の人事が上層部に報告する際のことを考えるとあまり聞いたことがない転職支援会社からの紹介よりも大手からの紹介の方が何かあったときに問題になりにくいということなかれ主義から起こっている現象なのではないかと想像しています。
又、エージェントは、企業に求職者を推薦する際に推薦状を出すのですが、その推薦状は見せてもらった方がいいと思います。どのようにアピールしているかわかることで面接の受け答えもしやすくなります。
書類選考通過後は、リクルートのシステムを使って、日程調整を行います。
日程確定後、面接にいくことになりますが、リクルートの場合は大量の求職者を抱えており、面接後アンケートを実施して、面接で聞かれた質問や気になったことなどの情報を収集しています。この面接での質問といった面接に関する活きた情報が集まっているという点も大手のエージェントを利用するメリットといえるでしょう。
面接後は、志望度や面接で伝えられなかったこと等をエージェントに伝えて、面接後のフォローをしてもらいました。
内定・入社
内定後の流れはエージェント間で差はないですが、内定をもらうとまず電話が来て、1週間程度後に正式に書面をもらいます。
企業によってはオファー面談という条件面の交渉や会社の制度の説明の場が設けられます。
オファー面談では年収(基本給・ボーナスの内訳)や年間休日、福利厚生といった待遇面での説明があります。その場で内定承諾書が渡されるケースが多いですが、通常は持ち帰ることをおすすめします。その後、内定承諾書を出して、入社という流れになります。
まとめ
リクルートを使うメリットは、
・大手企業の非公開求人が豊富
・求人紹介にAIと人手を併用しており、紹介される求人数が多い
・大手転職支援会社というのが書類選考の段階では効いてくる
・面接での質問といった面接に関する活きた情報・ノウハウが集まっている
・エージェントの方の人材レベルが高い
かと思います。
大手企業への転職を目指す方は非公開求人が豊富なリクルートエージェントの利用はまず第一に考えるべきかと思います。
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