沖縄の隠れた大手優良企業

沖縄の隠れた大手優良企業隠れ優良企業のまとめ

沖縄は、海もきれいで住みやすい環境ですが、沖縄は本土と離れていることもあり、実は沖縄の平均年収は全国でもワースト1位となっております。
厚生労働省発表の「賃金構造基本統計調査」によると2017年の沖縄県の平均年収は366万1900円(平均年齢42歳)となっています。

そのような雇用が厳しい沖縄でも社員の待遇がよい優良企業は存在します。

今回は、地元民にとっては有名かもしれませんが、それ以外の地域の方にとってはあまりしられていない沖縄にある隠れた優良企業について取り上げました。

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沖縄電力

沖縄県全域が供給区域の電力会社。
実は、沖縄県経済は個人消費や観光関連が堅調で全体として拡大基調のため、電力需要は他電力会社と比較して高い伸びとなっています。

■年収

2018年
平均年収753万
平均年齢39.4歳
勤続年数17.9年
従業員数1535人
有給消化日数17.9日

年収も安定していますし、有給消化率も9割近いです。

■業績

2018/3月期
売上高1,961億円
営業利益93億円
営業利益率4.8%

業績は他の電力会社同様、業績が落ち込んでいる点は気になりますが、沖縄は日本でも数少ない人口が増加している地域であり、他の電力会社に比べると安定性は高いでしょう。

沖縄セルラー電話

沖縄県でau携帯電話サービスやインターネットサービス等を提供するKDDIの子会社の通信事業者。
ジャスダックに上場しており、沖縄でトップシェアを有する優良企業。

■年収

2018年3月期
平均年収742万
平均年齢40.8歳
勤続年数10.8年
従業員数201人
有給消化日数13.9日

■業績

2018/3月期
売上高651億円
営業利益124億円
営業利益率19.1%

営業利益率は、20%近くとドコモや親会社のKDDIにひけをとらない優良企業です。
年収等の詳細は下記記事をご覧ください。

沖縄セルラー電話の年収と待遇 沖縄県の優良企業

サンエー

総合スーパー(GMS)や近隣型ショッピングセンター(NSC)、食品スーパー(SM)、ドラック店を展開する沖縄最強の小売り。
■年収

2018/2月期
平均年収498万
平均年齢34.3歳
勤続年数11.9年
従業員数1440人
有給消化日数不明

平均年収は、他の沖縄大手企業と比べると低めですが、平均年齢が低いこともあり、小売業としては高めの水準です。

■業績

2018/2月期
売上高1,859億円
営業利益150億円
営業利益率8.1%

営業利益率は8%超と小売業としては、非常に高い水準となっています。
又、売上高は沖縄電力に劣るものの、利益は上回っています。

沖縄銀行

沖縄県那覇市に本店を置く琉球銀行と双璧をなす地方銀行。

■年収

2018年
平均年収559万
平均年齢38.1歳
勤続年数14.9年
従業員数1099人

■業績

2018/3月期
経常収益528
経常利益101
経常利益率19.2%

銀行なので、経常利益を使用しています。

琉球銀行

本業の銀行業のほかに、リース業、ビジネスサービス、総合研究所、保証会社等の事業も行っている地銀大手。

■年収

2018年
平均年収535万
平均年齢38.4歳
勤続年数15.7年
従業員数1281人

■業績

2018/3月期
経常収益630
経常利益123
経常利益率19.7%

琉球銀行と沖縄銀行は、売上、利益、年収ともに似通っていて、違いといわれると難しいですね。

オリオンビール

シェアでは日本国内第5位だが、沖縄県では最大のシェアを誇るビール会社。
オリオンビールは今は上場していませんが、昔は上場していました。
2019年に投資ファンド、カーライル・グループと野村HDが共同で買収を決めており、話題になりました。

■年収

2018年3月期
平均年収572万
平均年齢40.3歳
勤続年数14.9年
従業員数164人

■業績

2018/3月期
売上高283億円
営業利益30億円
営業利益率10.8%

年収は高いとはいえませんが、事業は非常に安定感がある優良企業です。
投資ファンドの傘下に入ることでどのような影響があるのでしょうか。

まとめ

以上、小売り、金融、通信、食品と様々な沖縄の優良企業を紹介しました。

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