キヤノンは転勤が多い?少ない?

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転勤多い

大手メーカーキヤノンの転勤は多いのか、少ないのか調査しました。
大手メーカーは、工場が僻地にあることも多く、勤務地が僻地になることもあります。
都会が好きな方、転勤が嫌な方にとっては向かないこともありますので、事前に情報を得ておく必要があります。

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キヤノンは転勤はあるの?

キヤノンの公式HPによると勤務地は選べますかという質問に対して、当社はグローバルに事業を展開しています。したがって、国内・海外の拠点で勤務していただく可能性があります。
特に勤務地のご希望はお聞きしていませんのでご了承ください。 と回答しており、あきらかに転勤を前提としている企業になります。

なお、転勤時の手当として、入社後に自宅からの通勤が困難な勤務地へ異動(転勤)する場合、引越代の会社負担、赴任手当、赴任旅費に加えて転勤時支度金(独身者90万円、家族帯同者180万円)が支給されるとされており、福利厚生が薄いといわれるキヤノンですが、そのあたりはしっかりと手当されています。

なお、社宅、寮については、キヤノンでは、処遇の基軸を「仕事基準」としているため、個々人の状況によって処遇に差が出る寮・社宅の提供はありませんとされており、これは他の大手メーカーと異なる点かと思います。

有報からみるキヤノンの勤務地

事業所名 場所 人数 比率
本社 東京都 6,052 24%
取手事業所 茨城県 5,251 21%
阿見事業所 茨城県 286 1%
宇都宮事業所 栃木県 4,443 18%
富士裾野リサーチパーク 静岡県 1,248 5%
綾瀬事業所 神奈川県 442 2%
矢向事業所 神奈川県 2,240 9%
川崎事業所 神奈川県 4,505 18%
平塚事業所 神奈川県 116 0%
玉川事業所 神奈川県 326 1%
大分事業所 大分県 261 1%
25,170 100%

上記は2017年度のキヤノン有価証券報告書 主要な設備の状況をまとめた表です。

本社がある東京は全体の4分の1程度で工場がある茨城、栃木の人数が多くなっています。
そのほか、神奈川県にも事業所があり、ここも4分の1程度を占めています。
全国各地に転勤というより関東に拠点が集中しており、関東勤務の可能性が高い企業といえるでしょう。ただ、東京本社は25%程度なので、あまり可能性は高くはありません。

絶対に転勤は嫌だという方には向いていない企業といえるでしょう。

口コミからみるキヤノンの転勤の多さ

口コミを見ていると勤務地、転勤の多さを退職理由として挙げる方いるようです。

・転勤が多く、その割には手当がないため、家族を可処分所得を考えて退職した(事務 30代前半男性)

キヤノンは転勤を好まない方にとってはあまり向かない企業といえるでしょう。
ただ、メーカーの中だと都内勤務の割合が多いため、僻地でなければそれほど気にならないという方にはいいかと思います。
企業のブランドだけで就職先を決めるとお互いに不幸になるので、転勤の多さについては情報を得ておきましょう。
職種によっても転勤の多さ、地方へ行く可能性は差があるので、就活サービス等を使ってOBやエージェント等から生の情報を得ておくことも必要です。

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